はじめまして、私がダーマセラピーを創設するきっかけになったのは、動物たちでした。
私は獣医師です。以前は公務員としてウシ、ウマ、ブタ、ニワトリなどの家畜に関わる仕事をしていました。家には小鳥がおり、毎日動物に触れる暮らしをしています。その中で不思議に思うことがありました。どの動物も首の後ろのヒフをつまむととても気持ちよさそうにするのです。その場だけではありません。仔牛などは毎日してあげると、足音を覚えて毎朝待ち受けています。犬たちは姿を見ると駆け寄ってきます。我が家には足に障害をもったオカメインコがいますが、この鳥は体をつまむうちに次第に歩けるようになりました。
これらの様子から、今までなかった動物の癒しと健康のために仕事をしようと思い立ち、中国医学を学びました。その後、あまりに気持ちのよさそうな動物の様子に、見ていた方たちが「人にもして欲しい!」といってくださったのがきっかけで、みなさまにもトリートメントさせていただくようになりました。
実際のトリートメントの中で、たくさんの学びと出会いがありました。多くのみなさまに「体調が良くなった!」「気持ちも元気になった!」「次がまちどおしい!」とお言葉をいただき、お元気になられる様子はとてもうれしいものです。
みなさまの笑顔、気持ちのよさそうな動物たちの姿、オーナーさんの安心した表情・・・それぞれの分野の素晴らしい方々との出会い・・・そのすべてが力となりダーマセラピーとして結集し、ここにご紹介できるようになりました。
ダーマセラピーは手だけを使って行います。手当てという言葉があるように、手で触れるぬ
くもりは何者にもかえがたい癒しがあります。人も動物も「ふれあい」がとても大切なコミニュケーションです。このぬ
くもりで癒していけるダーマセラピーは素晴らしいと思っています。
癒しと健康を求めるたくさんの人のために、ダーマセラピーが世界に広がっていくことを信じて、みなさまにおすすめします。
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